安田女子中学高等学校

広島市にある私立女子中高です。経済産業省『未来の教室』事業の一環で、生徒主体で校則を見直す「ルールメイカー育成プロジェクト」にモデル校として2019年度から参画しています。

安田女子中学高等学校

広島市にある私立女子中高です。経済産業省『未来の教室』事業の一環で、生徒主体で校則を見直す「ルールメイカー育成プロジェクト」にモデル校として2019年度から参画しています。

マガジン

記事一覧

ルールメイキング以外でも使える実用編! 〜対話・アンケート・資料作りの「ワザ」〜

【何年も愛され続ける校則とは?】新校則に込めた想い

【1年の軌跡と校則に込める想いとは】未来に繋げるルールメイキング

どうやって伝える?私たちの想い。新聞?ポスター?◯◯◯で伝えよう!

【ついに見直す校則が決定】ルール改定に向け本格的始動!

【受け手から送り手へ】きっかけは生徒主体のルールメイキング

対話的な校則見直しを応援する「みんなのルールメイキングプロジェクト」とは

「校則・ルールは誰のもの?」みんなのルールメイキング活動レポートvol.1(2020年8月)

教育社会学者・内田良さんに聞く「校則・ルールは誰のもの?」 みんなのルールメイキング活動レポートvol.2(2020年10月)

「生徒と校則をつくる”ルールメイキング”、やってみてどうだった?」先生たちに聞きました ~みんなのルールメイキング活動レポートvol.3~(2021年2月)

地球温暖化でも寒くなるの?

おはこんばんちは!安田女子高校です!!最近厳しい寒さが続きますね〜 近年、地球温暖化の影響で夏は年々温度が高くなり寒さが増すのに冬はなぜ暖かくなっていかないの?と疑問に思ったことはありませんか? 実は私もその1人です。どうしてかなと思いインターネットで調べてみました。 なんと、地球温暖化で冬が暖かくなっていくだけでなく寒くなるという現象が続いているそうです! 私たちの学校ではマフラーが指定のもので近年の極寒で体に合わないと思っている生徒が増加しています。 そこで私た

ルールメイキング以外でも使える実用編! 〜対話・アンケート・資料作りの「ワザ」〜

こんにちは!安田女子の宮田です☆ 来年、私は高校3年生となり受験等でルールメイキングを引退します。 3月9日で私は引退しましたが、今期取り組んできた制鞄の改良を最後まで見届けれなかったことや、ルールメイキングのやりがいから離れることは本当に寂しいです… 第1期では、班で最高学年でしたが、他の班の先輩方やルールメイキングリーダーが助けてくださり、大変心強かったです!第2期では、変わらず班で最高学年で周りの助けもありましたが、第1期と比べて自分自身に責任感も加わり、「自分は

【何年も愛され続ける校則とは?】新校則に込めた想い

こんにちは!広島に住んでいる高校生のあおいです! いきなり余談なんですが、 実はですね今、私とてもわくわくしてるのです! というのも記事を書いている日は修学旅行目前なのです! どこに行くかというと屋久島です!!!縄文杉に登ってきます🧗🏻‍♀️ さて、前回は私が所属しているグループが出したみんなが幸せになれる校則について書きましたが、今回のnoteのテーマが 一年間の総まとめ ということで、安田女子中学高等学校が新校則に込めた想いについて書いていこうと思います! 前回の記

【1年の軌跡と校則に込める想いとは】未来に繋げるルールメイキング

こんにちは!安田女子高等学校の神田です。 高校2年生も終わりに近づき、自分のルールメイキング活動も先週で最後となりました。これは、ルールメイカーとしての最後の記事です。 1年間の活動を振り返って、たくさんの発見や新たな学びがあり、人として成長できたなと感じる充実した日々でした。 もちろん、何事も順調に進んできたというわけではありません。メンバー同士で意見を出し合い、工夫を凝らしながら誠意と熱意を持ってルールメイキングに取り組みました。1年生から6年生までのいろんな学年と一緒

いよいよ!

こんにちは!ルールメイキングで制鞄の見直しを担当している宮田です! 1/26(水)に先生方に見直しを提案します!その日が近づいてきました✨ ↑写真は去年の発表の様子です。 ifを考えながらアンケートをもとにみんなで出した結論を発表するので、これまでの集大成のようなものでドキドキです☆ 提案内容💁🏻‍♀️今回私たちが提案するのは、現在の制鞄の不便な点をアンケートで聞いてみたところ「髪が引っかかって抜ける」や「身体的損傷」などがあがりました。 そこで私たちは髪が引っかか

自由化7割 改正にBESTな案とは?

今の状況こんにちは。安田女子中学高等学校の宮田です。今年の校則の見直し項目は、鞄,マフラー,髪型です。私はこの中の「鞄」を担当しています。 安田では3年前に制鞄を左の写真から右の写真へ変えました。生徒の成長過程での身体的ダメージとなるという理由です。しかし新しく変わったものの、コストは高くなり、金具に髪の毛がひっかかり抜けるなどの問題があり見直して欲しいという意見が7割となりました。そこで私たちは鞄を自由化にするか、現在の鞄を改良したものにするかを話し合っています。 自由

どうやって伝える?私たちの想い。新聞?ポスター?◯◯◯で伝えよう!

こんにちは広島に住んでいる高校生のあおいです。 みなさんに質問!いきなりですが少し質問をしようと思います。 まず、ルールメイキングプロジェクトに参加している方々に質問です! 私たちは、校則を変えたり新しく改訂案を作成したり校則に触れる機会が多いと思います。その中で得た気づきやみんなに伝えたいことはどのようにして伝達していきますか? そしてルールメイキングプロジェクトに参加していない方々に質問です! 生徒手帳や生活の手引きなど校則が記載されているものがあると思いますがそれら

【ついに見直す校則が決定】ルール改定に向け本格的始動!

こんにちは!安田女子高等学校の神田です。最近の進捗について書きます。 いよいよ、校則の変更に向けてルールメイキングが本格的に動き出しました! 全体の流れまず、秋からは見直す校則を生徒に回答してもらったアンケートを元に、たくさん候補があった案の中から3つに絞りました。 今年はマフラー、通学用カバン、髪型について見直すことが決まりました。 次に、ルールメイキングのメンバーがそれぞれのグループに分かれて、グループごとの活動になりました。 計画を立てるところから始まり、現在は各校則

【受け手から送り手へ】きっかけは生徒主体のルールメイキング

こんにちは! 私は安田女子高等学校に通っている高校2年生の神田です。 今年度からルールメイキングプロジェクトの活動に参加しました。 今回の記事はルールメイキングプロジェクトに参加することになった経緯をメインに書きますので、ぜひ最後まで目を通してもらえると嬉しいです。 まず、安田の高2でルールメイキングに参加している人(私を含め6人います)の中で、今年度の2期から参加しているのは私だけです。 他の5人は、去年から引き続きルールメイカーとして活動しています。 私は正直、校則に

おかしなこと、ホントに変えれない!?

まずは、安田のルール紹介!!! 初めまして! 昨年からルールメイキングに取り組んでいる安田女子中学高等学校の宮田です! 広島で『安田』と聞くと、「校則が厳しい」というイメージがあるほど実際に私たちの学校では厳しいと思われる校則がいくつかあります。 最近まで中学生の髪型は「三つ編み」、三つ編みが不可能な長さであれば「二つ結び」、肩に髪が付かなければ「結ばなくて良い」という校則がありました。(2020年1月より高校生と同様に「一つ結び」も可能となりました。) そんな中一

JKと紐解く学校に校則がある意味

私は広島に住む普通のJKです。 ある日の学校帰りその日は試験日で早く帰れるはずが駅で足止めを食らっていました というのもその日は豪雨で電車が止まっていたのです その時はまだ携帯電話を学校に持ってくることが許可されていなく、唯一の連絡手段である公衆電話には私の学校の制服を着た生徒がずらりと並んでいました。 その日はせっかく早く帰れるのに結局あまり早く帰れず悲しかったです この一件だけではなく学校生活を送っていく中で不便、窮屈だと感じることは少なからずありました。そしてこの日

人間は面白い

はじめまして。安田女子高校の2年生の土井です。 はじめに学校の紹介を少しさせてください。 安田女子高校は106年という長い歴史を持っています。部活動や勉強などで様々な生徒が切磋琢磨できる女子校です。また校舎が建てかわりピアノ室や自習室など学習環境が充実しており、特にお手洗いが綺麗な自慢の校舎です。 私は生徒会長として生徒主体となって学校を向上させていきたいです。そのために学校をより良くしようと集まってくれたルールメイキングのメンバーみんなで協力し、校則を見直したいと思っ

対話的な校則見直しを応援する「みんなのルールメイキングプロジェクト」とは

ルールメイキングとは、学校の校則・ルールの対話的な見直しを通じて、みんなが主体的に関われる学校をつくっていく取り組みです。 わたしたち「みんなのルールメイキングプロジェクト」は全国の対話的な校則見直しの取り組みを応援するために、実証事業校へのコーディネーター派遣やパートナー校への教材提供など、自治体との連携を通して、全国にルールメイキングを広げるためのサポートを行っています。 この取り組みは認定NPO法人カタリバが2019年から取り組みはじめ、経済産業省「未来の教室」実証

「校則・ルールは誰のもの?」みんなのルールメイキング活動レポートvol.1(2020年8月)

昨今、「校則」についてのニュースを目にする機会が増えてきました。頭髪に関する校則「ツーブロックの禁止」など、生徒の学校生活に大きな影響を与える校則やルールについて、違和感の声が上がり、大きな話題になっています。しかし、校則・ルールへの関心が高まり、変化への声が多く上がっても、校則・ルールを実際に変えていくことへのハードルは高く、“変わらない”校則・ルールは学校の当たり前として存在しています。 一方で、校則・ルールの緩和の動きも同時に起こっています。3月には佐賀県教育委員会が

教育社会学者・内田良さんに聞く「校則・ルールは誰のもの?」 みんなのルールメイキング活動レポートvol.2(2020年10月)

カタリバでは、学校の校則・ルールに焦点をあて、生徒・先生・保護者などが対話と調査を重ね、納得解をつくることを通して、生徒の課題発⾒、合意形成、意思決定をする⼒(市⺠性=シティズンシップ)を育む「ルールメイカー育成プロジェクト」を、昨年立ち上げました。 「ルールメイカー育成プロジェクト」では、全国に数校あるモデル校を皮切りに、⽣徒・教員・保護者といった当事者の声を、学校の校則やルールに反映する仕組みをつくることに取り組み始めています。また、それと同時に、モデル校のみならず、誰

「生徒と校則をつくる”ルールメイキング”、やってみてどうだった?」先生たちに聞きました ~みんなのルールメイキング活動レポートvol.3~(2021年2月)

NPOカタリバでは、生徒が主体となって先生や保護者と話し合いを重ねながら校則やルールの見直しをする「ルールメイカー育成プロジェクト」を2019年よりスタートさせました。 本事業は、経済産業省の「2020年度未来の教室実証事業」に採択され、いくつかのモデル校でプログラムを実施しています。モデル校の1つが、広島県にある私立安田女子中学高等学校でした。 今回は、校内で中心となって1年間プロジェクトを進められた、校長補佐の安田さんと生徒会顧問の上所先生より、先生や生徒にどのような